我が家にあるサンルミエは買って15年目になりました。電化製品の寿命を考えると、いい加減買い替える時期かもしれませんが故障知らずのサンルミエを手放す気にはなりません。
はじめに
暖房費は冷房費に比べると光熱費が高くつきます。
たとえば夏の場合、外気温が32度あって室温を28度に下げるには4度下げるだけで済みます。
ところが冬の場合、外気温が0度で室温を22度にしようと思ったら22度も上げなければいけません。
そうです、この温度差をエアコンで調整しようとすると、とんでもない電気代が必要ということです。
電気代が値上がりした今となっては、そう簡単にエアコンを使うのも気が引けませんか?
さらに灯油代も、我が家の近所のガソリンスタンドでは18ℓ1,980円もします。
ファンヒーターも使い方を考えながら使う必要があるみたいです。
灯油代が高くなった今では、使い方次第では電気代の方が安いかもしれません。
「サンルミエ」を選んだ理由
毎年、この時期になると新聞の広告で遠赤外線で暖めるサンルミエが紹介されます。
広告の内容は毎年同じみたいです(笑)我が家のサンルミエは買ってから15年になりました。
その間、故障は無し
ファンヒーターやエアコンのようにモーターなどの可動部品が無いので故障しないんでしょうね。
サンルミエを買う前の我が家の暖房器具はエアコンやファンヒーターなどを使ってたんですがリビングなどの広い部屋でテレビを見てたり家族でワイワイしてる時は、そんなに気にはしてなかったんです。
何がって?
音です!!
わたし一応、自分だけの部屋をもってるんですが(自慢?)エアコンやファンヒーターの音って気にしだすと気になるんです。
本を読んだりCDを聞いてると暖房器具の音って気になるんです。
それに部屋の広さは、たたみ6畳くらいなんですが一人でいる時間が長く、出入りが少ないとファンヒーターだと換気もしないといけない。
忘れたころにアラーム音がなって「換気必要!」とメッセージが表示されるんです。
そこで、窓を開けてみたりドアを開けたりして換気をするんんですが、せっかく暖まった部屋が急に南極になってしまう(笑)
「オイルヒーター」を試しに買ったんです。
そこで考えたのが音も静かで換気をする必要のない暖房器具オイルヒーターです。
オイルヒーターだと音もでないし換気もしなくていい。「一石二鳥」です。
さっそくお得意のネットサーフィンの始まりです。
一言でオイルヒーターと言ってもピンからキリまであります。
有名なドイツ製だと値段も高く庶民(しょみん)には手が出せません。
ましてや買ってはみたものの意外と暖かくなかったら、一生後悔しそうで国産の安いオイルヒーターを買ったんです。
我が家はオール電化住宅にしてるのでオール電化割引(2,160円を上限に、電気料金(基本料金+燃料費調整前の電力量料金-機器割引)×5% の金額が割り引きになる)のEライフプラン(3時間帯別電灯)というのが使えます。※15年前の話です。
デイタイム
平日AM9:00~PM5:00【割高】
@ホームタイム
平日AM7:00~AM9:00/PM5:00~PM11:00【普通】
土日祝AM7:00~PM11:00【普通】
ナイトタイム
PM11:00~AM7:00【割安】
Eライフプランだと23時から翌朝7時までは電気代が安くなるし昼間は太陽光発電で売電もしてるし自分の部屋には22時くらいから居ることが多いので電気代は、あまり気にしないことにしました。
あれ?暖まらない!?
ところがどっこい安いオイルヒーターを買ったせいか暖かくならないんです。
オイルヒーター自体をさわると確かに暖かいですが、その熱が部屋に広がらない感じなんです。
このオイルヒーターを買う時に嫁は反対したんですが電化製品大好きジジイのわたしは嫁を説得したんです。
「静かで換気もしなくていいし、なにより身体にやさしい遠赤外線効果だよ」と・・・。
最後の「身体にやさしい遠赤外線効果」はわたしの取って付けたアドリブです。
ところが暖まらないんです。
なんか電気ばかり消費してるみたい。
オイルヒーターの仕組みを簡単に説明すると。
オイルヒーターの中のオイルを電気で暖める>>下と上の温度の差でオイルの循環が始まる>>オイルヒーター本体が暖まる>>部屋が暖まる。
さすがのわたしも1週間くらいは使いましたがオイルヒーターのスイッチをバチッと切りました(泣)
で!ヤフオクに出品しました。
せっかく買ったオイルヒーター、このまま物置にしまうと嫁に何を言われるかわかりません。
季節は冬、オイルヒーターをどう処分するか考えたあげくヤフオクへ出品することにしました。
まだ、1週間ほどしか使ってないので物自体の程度は新品同様。
ダメ元で出品すると半額くらいで売れました、良かったのか悪かったのか複雑な心境でした。
サンルミエを15年使った感想は?
↑ ↑ ↑
15年前に買った我が家のサンルミエです。
オイルヒーターはどうも効率が悪いと判断した結果、証拠にもなく「サンルミエ」という正真正銘の遠赤外線効果で暖める暖房器具を見つけました。
サンルミエのここがスゴイ!
・部屋全体をムラなく暖めてくれる。
・一度、暖まると冷えにくい。
・風が出ないから乾燥しないし、空気が汚れない。
・音が出ないから静か。
・換気をする必要がない。
・倒れても灯油がこぼれない(何も入ってない)
・高さがないから倒れにくいし、倒れてもダメージは少ない
遠赤外線は人のカラダだけを暖めるだけでなく床、壁、天井や家具などに吸収され部屋全体を均一に暖めてくれます。
空気を暖める電気ストーブやファンヒーターなどと違って、一度温まった部屋はサンルミエを切っても急に寒くならず、暖かさが残ります。
なので、外出することがわかっていれば、暖かさが持続しているので、わたしはサンルミエの電源を1時間くらい早めに切るようにしています。
わたしが15年前に買ったサンルミエには「速暖モード」のカーボン発光体がついています、これを使うと電気ストーブのように速攻で暖まることができます。
カーボン発光体はたったの1本ですが、これがけっこう暖かいので驚きます。
上のパネルは必要ないかも?と思うくらいです。
価格はちょっと高いかも?と思ったんですが安心の日本製でしかも3年保証付き、今のサンルミエも3年保証ですね。
15年前も今のサンルミエも基本設計は同じようなので製品としての完成度は高いと言えます(サンルミエ・エクセラはさらに良くなってるようです)
サンルミエはスイッチを入れてもファンヒーターのように即効で温風が出るわけでは無くジワジワと部屋全体を暖めていく感じです。
ですから、すぐに部屋を暖めるんだったらエアコンなどでいっきに暖めて、その後エアコンのスイッチを切り、サンルミエで部屋の温度を維持する感じでの使い方もアリ!だと思います。
子どもが生まれてからはサンルミエを子どもが寝る部屋に置いてます。
寝る1時間前からサンルミエの電源を入れておくと寝る頃にはちょうどいい暖かさになってます。
空気も乾燥しないので喉が痛いなんてこともありませんし空気が汚れることも、ぜんぜん心配しなくてもいい。
フロントパネルは触ってもヤケドをするような熱さにはならないので、小さな子どもやペットがいても安心です。
サンルミエのおすすめの置き方
サンルミエを置く場所なんですが、できれば窓を背中にして置くといいですよ。
暖まった空気は窓ガラスを伝わって部屋の外へ逃げて行きます。
ですからそこへサンルミエを置くことで暖まった空気を逃がさないようにできるのと、窓から入ってくる冷気を食い止める働きをしてくれます。
まさしく「一石二鳥」ですね。
ただ、雪国のような極端に寒い地域には向かないと思います。
サンルミエはジワジワと暖める暖房器具ですから、あまり寒いと暖まるころには冬が終わってるかもしれません(笑)
まとめ
10万円ちかくする高価なオイルヒーターを買うくらいならサンルミエをおすすめします。
先にも書きましたが即効で部屋を温めるのが目的なら、エアコンやファンヒーターのほうが絶対に優れてますが、小さな子どもがいたりペットを飼ってる場合はサンルミエのほうが絶対におすすめです。
最近の住宅は高断熱・高気密でメリットもありますが空気が汚れる暖房器具を使い、換気を忘れると大変な結果が待ってます。